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~青少年の市販薬の乱用が増加、小学校から「くすり教育」を~ 小学生向け「くすり教育」ショート動画について

 今、青少年による一般用医薬品(市販薬)の乱用が急増し、問題となっています。国立精神・神経医療研究センターが2022年に行った調査※では、精神科で薬物依存の治療を受けた10代の患者のうち、一般用医薬品が主な原因となったケースは65.2%。覚せい剤や大麻、危険ドラッグを上回り、最多でした。製薬会社などでつくる、くすりの適正使用協議会では、小さな頃から医薬品の使い方にはルールがあることを知ってほしいと小学生向けの動画教材を作成し、「くすり教育」の啓発に取り組んでいます。くすりの適正使用協議会 西野様よりお話を伺いました。
※出典: 全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査(2022年)(国立精神・神経医療研究センター)(令和4年度厚生労働行政推進調査事業費補助金〈医薬品医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業〉)