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家庭科における安全・安心な調理実習のために

 消費者庁は、「消費者教育が育むべき力」として「商品等やサービスの情報収集に努め、内在する危険を予見し、安全性に関する表示等を確認し、危険を回避できる力」※を挙げています。これは、子供たちが「食」と向き合い学ぶ、学校現場においても例外ではありません。家庭科教育の場面では、調理実習における危険が数多くみられます。調理実習における危険とその対策について、家庭科教育が専門の瀨川氏(鹿児島大学講師)にご寄稿をいただきました。教員が危険を事前に把握し、取り除く「安全管理」を基礎に、子供たちが主体的に危険を捉え対策するのを助ける「安全指導」の適切な組合せが求められています。
※ 令和5年3月28日閣議決定「消費者教育の推進に関する基本的な方針」より引用