舞台は「植物観察発表会」。健人やデジたん！たちは、グループを組み、屋外に出て野草を観察します。そこに「描いたことが未来で現実となる」スケッチブックを持ちこんだのが、ダークヒーロー近視マン。「2050年には世界人口の半分が近視になる」や、「ネットの世界ではフェイクニュースがたくさん流れていて、みんなを惑わせる」などとおどかします。ところがこの二つのエピソードは、健人たちにとって正しくて偏りのない知識を得るためのヒントになりました。正しい事をしてしまい、好感度がアップしてしまった近視マン。ダークヒーローとしての葛藤が始まります。
屋外学習を通じて、近視をなんとかしようと取り組む健人やデジたん！たち。それを支えるまさこ先生やデンコク先生。本動画では、近視の進行が発症リスクとされる緑内障や黄斑変性などの目の疾患について周知し、またインターネットから得る情報に加えて、「図書館」というワードを用いて、正確で偏りのない目の健康に関わる情報をつかまえて活かそうというバックサイドストーリーも加えています。児童生徒の多くが端末を日常的に使う一方、放課後は外出せず、動画視聴やゲームをする「おうち時間」の増加がコロナ禍以降みられます。この動画をもとに、端末の適正使用と、近視の進行予防のカギとなる屋外活動について、家族や友人と話し合っていただきたく思います。

製作：公益社団法人日本眼科医会

03-6810-3640 (担当：乳幼児・学校保健)