このサイトについて-「消費者力」とはー

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概要

当サイトは、消費者の被害防止に必要な実践的な消費者力を育成・強化し、消費者市民社会の構築を図ることを目的とする新たな教材を提供するために開設されました。
VR動画をはじめとする体験型教材の活用により、消費者が直面する可能性のある悪質商法による消費者被害について、気づく(批判的思考)・断る・相談する・働きかけるといった実践的な力を身に付けることができます。

教材開発の背景

「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」等において、消費者被害の未然防止のための消費者教育の取組強化の指摘があり、幅広い世代を対象に、被害防止に必要な実践的な消費者力を育成・強化する新たな教材を開発するため、「消費者力」育成・強化ワーキングチームを消費者教育推進会議の下に設置し、今必要とされる「消費者力」とそれを身に付けるための効果的な教材の在り方や普及の方策等について整理し、令和5年9月に取りまとめを行いました。本取りまとめを踏まえ、新たな教材の開発を行いました。
※詳しくはこちら(https://www.caa.go.jp/policies/council/cepc/other/

当サイトにおける「消費者力」とは

「消費者力」について、消費者教育推進会議に設置した「消費者力」育成・強化ワーキングチームでは、悪質商法等による被害を未然防止するために消費者自身が実践する力として、以下の3つを基本的な力と整理しています。
① 違和感に「気づく力(批判的思考力)」
② きっぱりと「断る力」
③ 一人で抱えず「相談する力」

また、高齢者等を考えた場合、自身だけでなく家族等周囲の「見守り」の観点も重要であり、
周囲をサポートする力として、
① 家族等の異変に「気づく力」
② 相談を勧める等の「働きかける力」
も求められるとしています。

加えて、自分や家族等身近な周囲の人々に止まらず、更にその周囲の人々にも手を差し伸べていくこと、そして、社会とのつながりに気づき、社会的課題の解決のために様々な主体の活動に参画・協働して「社会へ働きかける力」を身に付けることにより、消費者被害のない社会作り、「消費者市民社会の構築」を図っていく視点を持つ必要があります。

「消費者力」の整理
「消費者力」育成・強化ワーキングチーム取りまとめ(概要)より抜粋

消費者市民社会とは

消費者が、個々の消費者の特性及び消費生活の多様性を相互に尊重しつつ、自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会経済情勢及び地球環境に影響を及ぼし得るものであることを自覚して、公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する社会をいいます。

このサイトの構成

サイトマップ

当サイトの活用方法

当サイトに掲載している動画・マンガ事例を見てすぐに学べるほか、学校の授業、社会人向け研修、高齢者や見守り・福祉関係者向け啓発、地方公共団体等が開催する出前講座やイベント等においてもご活用いただけます。
学校の教員や指導者の方には、教材で扱っている内容の解説、教材の活用ガイド、学習指導案とワークシートを用意していますのでご活用ください。
※ 学習指導案やワークシートのダウンロードはこちら

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